作業着タイプのユニフォーム選びでは、無難なデザインを選んでしまいがちです。職場のみんなで揃えるとなると、幅広い年齢の人がいて中には女性が含まれていることもあるので、無難であれば誰にでも似合ってサイズに左右されることがなくなります。しかし、より快適に作業をしてもらうためにも、無難で安いことにプラスして機能性の面でも着目して選んでみるといいでしょう。作業服のユニフォームには、じつにさまざまな素材が使われています。
近年では若い人でも気に入ってもらえるようなスリムなシルエットのユニフォームも多く販売されているのですが、ただ細身であれば動きにくさにもつながってしまいます。しかし、ストレッチ性のある素材が使われているとなると、動いた時には布も一緒に引っ張られて伸縮をすることになるので、作業を邪魔することはありません。また、取り扱う商品の種類によっても安全性や機能性を確保した素材を使用したユニフォーム選びが重要です。静電気が発生しやすい商品を取り扱う場合であったり、ホコリを嫌うような商品を扱う場合には、帯電防止加工が施されていると役立ちます。
また、屋外でも作業を行う場合であったり水を取り扱うこともある仕事であれば、防水加工があるとユニフォームを濡らして体を冷やすこともありません。火を取り扱うのであれば、引火の危険性も考えて防火加工が施されている素材が向いており、それぞれの部署に合わせても選んであげるといいでしょう。