現在ホームセンターなどでは、いろいろな種類の作業服が販売されています。上下が分かれているタイプは、現場作業だけでなく倉庫内軽作業から事務業務などでも着用していても違和感がないこともあって、汎用性が高い作業服として一般的にブルゾンとスラックスパンツを制服として採用、支給されているようです。しかし、機械本体に人が入って作業を行う大型機器の整備や、油や溶剤を扱う現場での作業や自動車整備では汚れる事は避けられない事もあって、こういった現場では「つなぎ」を着用して作業する所も多いです。また特に回転機器を整備したりその周辺で作業する場合は、上下が分かれている作業服にくらべ、機械に巻き込まれる危険が少ないことから労災防止のためにつなぎを徹底している場合もあります。

つなぎは上下が一体になっており、油や溶剤が体に直接かかるリスクを軽減すると共に、服の中に破片等が入ってしまうリスクも減らせるメリットがあります。基本的にベルトが不要であるため、体の自由度が高く体と服との間に空間ができるため、着用してみると意外と快適です。夏場などは蒸れやすいというネックもありますが、一部部材にメッシュを採用することで通気性をよくしたり、半そでにして袖の口に余裕をもたせる事で快適性を向上させた夏場用のつなぎもあり、現場によって使い分ける事ができるようになっています。値段も比較的安く購入できることもあって、職場での使用に限らず家庭での軽作業などのために一着買っておくと、汚れても良い服装が必要な時に役に立ちます。

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