企業で働くスタッフのためのユニフォームは、事務スタッフであればジャケットを羽織るようなスタイルが主流ですが、衣類が汚れてしまうような場所で作業を行ったり、体を動かす仕事内容という場合には作業着タイプが採用されています。ユニフォームは、会社から支給してもらえれば私服で用意する必要もなく、またみんなで同じデザインのユニフォームにすることによって統一感を出して、団結して仕事に取り組むことができるというメリットがあります。作業着となると、汚れてもいいユニフォームと思われがちですが、汚れても汚れが落としやすいような加工が施されていると助かります。一般的には一人2着程度の作業着を用意してもらうことも多いのですが、綿素材であれば天候が悪い日には一日でも乾かないことがあるので困ってしまいがちです。

しかし、速乾性のある化学繊維との混紡素材であれば、帰ってきてから洗濯をしても夏であれば乾いて明日からまた着ることもできます。ただし、化学繊維が入っているということは引火性が高まることになるので、火を取り扱う仕事をする人にとっては向いていません。作業着は、作業で取り扱うものによっても選ぶべきものが違ってきます。精密機器を取り扱うのであれば帯電防止加工が必要になり、水に触れることがあるのであれば作業着が濡れて体を冷やさないためにも防水加工は欠かせません。

部署が変わった時には、取り扱うものによって今まで着ていたユニフォームはふさわしくないということもあり得るのです。

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